スタッフ


理事長

鏑木朋音(かぶらぎ・ともね)

1957年、東京生まれ。
わたしは認知症になった父が投資詐欺に遭い、ほぼ全財産を無くしてから、毎日実家へ通って金銭面から下の世話までヘルパーさんの力を借りながら日常の細々としたことを全て一人で約10年間担っておりました。

大学在住中に音楽ライターを始め、その後フリーでライター/編集の仕事へ。
『宝島』『VOW』『Cutie』などの編集に関わる。
展覧会の制作やカタログ編集なども手がける。

著書に『カイゴッチ 38の心得』(シンコーミュージック)

高等学校教諭一種免許


母は25年ほど前に急逝しておりましたので、一人っ子であるわたしは来るべき父の介護に備えていたつもりでしたが、実際に介護生活に入るとそのストレスは想像以上のものがありました。

激しく体調を崩し仕事もほぼ辞めて明らかにうつ状態なのは分かっておりましたが、心療内科へ行ってもどうせ薬を処方されるだけと思い、診察は受けずにじっと我慢を重ねたままにやり過ごしてまいりました。

そんな介護生活の中でいつも考えていたのは「父の世話はわたしがするが、自分自身の老後はどうなるのだろう?」ということです。

独身で兄弟姉妹もおらず、持たざる者であるわたしは老後に何の保証もありません。

こんな話を友人達としているうちに、思いの外同じような考えを持っている人が多いことを知り、「心配をするよりも、何か自分たち出来ることはないのだろうか」と思い、NPO法人「朋の会」の設立に至った次第です。


副理事長

晝間琢磨(ひるま・たくま)

1960年、埼玉県生まれ。1985年、株式会社JICC(現・宝島社)入社。『月刊宝島』『バンドやろうぜ!』『宝島30』『別冊宝島』等の編集部で、雑誌、ムック、書籍等の企画・編集に従事。2012年に宝島社を退社、4年ほど医療系出版社で介護福祉経営誌の編集に携わる。現在はフリーランス。野菜の自給自足をめざし自家農園を運営中。趣味はキャンプと打楽器。東京都江東区の因速寺ブッディサロン・メンバー。


理事

岩﨑眞也(いわさき・まさや)

明治大学卒。新電電といわれた現通信キャリアに新卒で入社。UPUを経て独立。90年代のDJブームを牽引していたレコードショップCISCOの冊子の制作から始まりRAINBOW 2000の運営に参加。それ以降、新しい時代を担うカルチャー系雑誌および多くのフリーペーパーに参加。VR、ARの黎明期にデジタル系の仕事に携わる。現在は野外音楽フェスを中心に扱うDEALの運営と並行し、介護施設の経営にあたる。


内ヶ崎麻里子(うちがさき・まりこ)

旧姓・中野麻里子。1966年、準ミス鳥取の母・恵美子(自称)とぶら下がり健康器開発者父・裕の元に生まれる。慶大在学中「おきゃんぴー」というお笑いユニット結成、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)などに出演。卒業後は出版社勤務。「第1回みうらじゅん賞」受賞。のちに脳出血で倒れた父・裕は一命をとりとめるも要介護5となり、父のオムツと息子のオムツを替える介護と育児の日々を送る。突然倒れたときに家族が恥ずかしい思いをしないよう、昔書いたポエムなどを少しずつ処分する日々。


大西祥一(おおにし・よういち)

1949年5月、東京・葛飾生まれ。一橋大学社会学部中退。在学中は、柔道部、大学生協組織部、全学闘争委員会、新聞部などに所属。中退後、週刊誌記者として(株)JICC(現・宝島社)に入社。おもに『週刊大衆』の取材・執筆を行う。その後、雑誌(『月刊宝島』等)やムック(『別冊宝島』)、書籍(アイドルからバイブルまで)、文庫新書を担当。現在は年金生活。1男1女と孫が4人。趣味はバス旅、カラオケ、吹矢、将棋など。ボランティア活動として地元の消防団に入っており(約20年)、ほかに小学校の放課後サポーターをしている。


山門恭彦(やまかど・やすひこ)

元出版社勤務。現パートタイム。ときどきバンドマン。アマチュア写真家。自分の人生なので、なるべく好きなように、他人と楽しく関わりながら、あまり周囲に迷惑をかけず、自分の天寿を全うしたい。



監事

錦織良光(にしきおり・よしみつ)

1962年生まれ。1990年に税理士試験合格、翌91年、千葉市中央区にて税理士登録。現在、日本税理士会連合会常務理事、千葉県税理士会副会長。